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所長





岩手県赤十字血液センター 所長 中居 賢司


日本赤十字社では、輸血医療に携わる医療関係者に日本赤十字社の血液事業と血液製剤や輸血医療に関する最新の情報を提供し、より安全な輸血医療推進を目的とするブロックごとの「赤十字血液シンポジウム」を開催しています。平成29年度「赤十字血液シンポジウム 東北」は岩手県赤十字血液センターが担当し、平成29年11月11日(土)に盛岡市民文化ホール「小ホール」(複合ビル マリオス1F)で開催します。

第1部シンポジウム「危機的大量出血での認定輸血検査技師及び看護師の役割」では、認定輸血検査技師(東北大学病院 成田香魚子技師)、学会認定・臨床輸血看護師(秋田赤十字病院救命救急センター 佐藤めぐみ看護師)の立場から臨床での危機的大量出血への取り組みを紹介して頂きます。

第2部シンポジウム「止血・凝固の進歩と輸血医療の最前線」では、輸血に必要な凝固・線溶系の進歩(東海北陸ブロック血液センター 高松 純樹所長)、重症外傷患者に対する止血・輸血治療– Damage control resuscitation(東北大学救急医学分野 久志本成樹教授)、心臓血管外科の進歩と将来展望(岩手医科大学附属循環器医療センター心臓血管外科 金一教授)について講演して頂きます。

特別講演では、藤村吉博先生(近畿ブロック血液センター所長)に「輸血製剤による血栓出血症治療の現状と抗体薬などの導入による変化」について講演して頂きます。

なお、会場となる盛岡市民文化ホール「小ホール」は、パイプオルガン演奏の専用ホールでもあります。シンポジウムに先立ち、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ音楽の研究者でもあるシュバイツアー博士にちなんだパイプオルガン演奏(渋沢久美氏)を企画しました。11月初旬の盛岡では、晩秋の紅葉や温泉、「BUSHIDO」の著者である新渡戸稲造ほかの資料を展示した先人記念館など近郊の観光や文化が堪能できます。

「赤十字血液シンポジウム 東北」に輸血医療に携わる多くの医療関係者の参加をお待ちしています。